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仁 side
3日後
和也は まだICUにいて目を覚まさない。
毎日 病院に通っているけど、声を掛けても反応はない。
ただ 白い部屋に機械音が響くだけだ。
メンバーも交代で見舞いに来るけど、未だ覚めない和也に焦りを感じているようだ。
今日は久しぶりにKAT-TUNでの仕事だ。
仁「かず、行ってくるよ」
俺は、和也に話し掛け病室を後にした。
今日は、雑誌撮影。
ドアの前で一呼吸する。
仁「うぃーす。」
メンバーは、すでにいて、ゲームをやったり本を読んでいた。
上「赤西、亀ちゃんは?」
いつも、和也の様子を聞いてくる。
和也を溺愛してるからだと思う。
俺は、首を横に振った。
上「そっか…」
それ以上は何も話さず ソファーに戻っていった。
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