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数日後、マネージャーから話があると、俺達は呼び出された。 和也のことだろう。良い話ではないことは確かだ。 マ「亀梨の事なんだが、ご両親は本人に正直に話をするそうだ。亀梨に最悪の状況になった時、後悔をして欲しくないという考えだ。だが、メンバーのお前たちの意見も聞きたいらしい」 マネージャーの話が終わると、沈黙が続いた。 上「俺達は…何が出来る?…でも、後悔して欲しくないなんて、…まるで、死を待つだけじゃん。俺は、そんなの嫌だ。」 上田は、楽屋を飛び出してしまった。 誰も追いかけることも、声を出す奴もいなかった。
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