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あのデート?以来、俺は金髪青眼と一緒に居ることが多くなった。
といっても、休み時間廊下で話したり、昼休みは前と同じ屋上で俺の作った弁当食べたり、放課後は金髪青眼のバイトが入っていない時に送ってもらったり。
最初は嫌と言うか…ちょっと遠慮してたけど、あいつがどうしてもって言うから…
最近じゃ当たり前の生活だ。
んで、それだけ行動を一緒にしてたら満月にもバレるわけで…
付き合ってんの?て言われたけど否定した。
…だって付き合ってないし。
それでも満月同様、周りの奴らの目にはそういう風に映るらしく、今じゃ俺は金髪青眼とお似合いのカップルとして校内で結構有名になってしまった。
嫉妬男とかって知られていたのがさらに知名度が上がってしまい、俺は廊下を歩く度に多くの視線を浴びている。
……正直悪い気はしない。
なんたって、皆から見られてんだからな。どちらかと言えば良い意味で。
こんだけ注目浴びてりゃ、今までのムカつきは多少治まるだろうと思っていた
のは甘かった…
「…そこ離れて…ムカつくから」
近くにいたカップルを横目に見て放った理不尽な言葉。
しかし、それに素直に従ってしまうのが紗弥の美貌のせいなのである。
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