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アリスの家から歩き始めて(私は飛んで)だいたい10分のところ
りんのすけ
「やぁアリス!今日は仏滅だよ!」
そこはまさにラスベガスドリームを具現化したようなキラキラハウス
汗と汗が香るその場所に やってきました
アリス
「こんにちは ここがコウリンドーよ」
アリスは先と表情一つ変えずにそう言いました
ベガスチックで汗の香り そしてこの
目の前で元気にポーズをとる黄金マッチョを見て さっきからどきどきが止まらないんですけど
りんのすけ
「お!今日は珍しいお客さんだね!サービスするよ!」<クネックネクネッ>
よく見るとその黄金は 美しく焼けた肌に反射する日焼けクリームと汗の織り成す幻想だったのです
まさに肉体の美 究極の形でした
私は喉の奥の痰で窒息死しそうでした それくらい息が詰まっていたのです
空
「あ、あの…」
アリス
「あ、そういえばおつかいよね 何を探していたんだっけ?」
空
「あ…き、筋肉を…」
アリス
「ああー なるほどなるほど 言いにくいなら代わりに言ってあげようか?」
空
「え、な、なら…」
アリス
「すいませーん…」
アリスは凄いです…なんでこんな普通に…
ー「おつかい、頼めるかしら」
(ー「ハッ…!そうだった!」)
私は忘れていました 大事なことを
脳裏に再生する さとり様からの言葉 おつかいという使命を託す為のその言葉
そう これは私のおつかいなのです 私の使命 私の…!
死体仮面と約束しました おつかいを成功させると…しかし形だけではいけないのです!
自分の力で…やり遂げなければ…ッ!
空
「待ってアリス…!」
アリス
「ええ!?な、どうしたの?」
空
「私が、言う」
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