☆お空の一人でおつかいできるかな☆

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意を 決しました 目の前には私を見下ろすほどの長身に逆三角形を持つ超人 でも私にも神の力があるのです 怯んじゃいけない そう これは試練 こいつは私が越えていかなければいけない壁なのです! 目を丸くするアリスに小声でどいてと言い 超人と対峙します 彼の眼は私が見上げる位置にあります とても大きいのです とても 恐いのです おつかいという儀式の中の試練 これを乗り越えなければ儀式は成立しません おつかいを終わらせるには 筋肉を持って帰ること即ち この超人を倒さなければいけないのです りんのすけ 「コウリンドーに どんなご用かな?なんでも言ってね!」 喉の奥に綿が詰まっているような感覚 肺が全く動こうとしないのです それに反比例し心臓はハイテンション どくんどくんとハイスピードテンポでリズムを刻んでいくのです BPMにしても250は軽いです それに恐ろしいはやさで流れる汗 川なんて生ぬるい それは滝のようで おかげでパンツまでぐっしょりです 空 「き…き、き…」 それでも 言わなくちゃ さとり様は私を一番に信頼して おつかいを頼んでくれたのだから 応える 義務がある 私のためじゃない 空 「きん…きん…ッ」 さとり様のために 言わなくちゃ! 空 「筋肉ください!」
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