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さとり
「おつかい 頼めるかしら」
★
時間で言えば 地上では12時 お昼ご飯の時間
私の時間の感覚は天下一品なんです だから今日も時間ぴったりに食卓につく
はずでした
そこには何も並んでいない寂しいテーブルがありました
空
「うにゅ?」
時間を間違えたかな?そう思い時計を見てみると
確かに地上時間12時に それもぴったりに表示されているから はてどうしたものかと 今度はさとり様を捜します
すると
さとり
「あ…」
いました さとり様はキッチンで何故かうーむ…と顎に手を置いて悩んでました
ご飯の用意は…まだみたいです
空
「さとり様 何をやって『ちょうどよかったわ』
…うにゅ?
さとり
「実は昼ご飯に作るはずだった筋肉の胡麻あえなんだけど 筋肉きらしちゃってて作れないのよ」
空
「え!?筋肉ないの!?」
驚きました 筋肉がないなんて
さとり
「驚くのも無理ないわね…筋肉の味を覚えたこいしが一晩のうちに全部食べちゃったのよ…」
あの糞白髪が まじねぇよ 無意識のうちに消えてなくなれ
さとり
「こらこらテーブルを核で吹っ飛ばそうとしないの 地霊殿が吹っ飛んじゃうわ でね 筋肉買ってきてほしいのよ」
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