☆お空の一人でおつかいできるかな☆

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おつかいの失敗 その1 パルスィ 「一人で」 ヤマメ 「おつかい」 キスメ 「となぁぁぁあ?」 3人は振り向きざまにそう言いました 地上の光を間近にしたこの場所 苔が微量の光に反応し薄く輝く 幻想的ともいえる場所で まさか… パルスィ 「ならば易々と」 ヤマメ 「ここを通すわけには」 キスメ 「いかんなぁぁぁぁぁぁぁあ!!」 地下に潜む悪女三人組 人呼ぶ "黒い三連星"に出会ってしまうなんて…ッ! 空 「…ッ」 今の私はおつかい中という身 戦うことは許されないのです つまりこのままでは……やられますッ マ、マチルダさぁぁぁぁぁぁぁあん!! じりじりと私ににじりよってきます じりじりと 薄ら笑いを浮かべながら… 冷や汗の…通勤ラッシュやで!ヒィィイ! すでに目にうっすらと涙を浮かべた 私を見るとさらににやけ そんな私の恐怖もお構いなしに 三人は勢いよく地面を 蹴るのです! パルスィ 「覚悟!」 ヤマメ 「ヒャッハーモウガマンデキネェ!」 キスメ 「しぃぃぃぃいねぇぇぇえッ!」 も、もうだめなの…!? 「待ちなッ!」
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