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まるで天よりの落雷 稲光とともに落ちてきたそれは暗い洞窟に突き刺さり 眩い光で私たちを包み込むのです
直視するのにもかなわない光の中心から その声は聞こえました
パルスィ
「何者!」
ヤマメ
「誰!」
キスメ
「誰だぁぁぁあ!小生の邪魔をするつもりかぁぁぁぁぁあ!」
3人の声にも全く動じることなく 逆光の中のシルエットは堂々と構えていました
このとき私は 救世主の登場による安堵感 そしてよくわからないときめきに包まれていました…
「私の名は"死体仮面ファイヤーキャット"…」
今 この目に溜まるのは…喜びの涙なのです!
逆光が消え 真っ黒だった影は徐々にクリアになっていき…
『その子から手を離すんだ!』<ズババーン!>
そこには覆面を被った猫みたいな人が立っていたのです!
すごく…かっこいいです…!
パルスィ
「死体仮面?生意気な!」
ヤマメ
「やっちまうか!」
キスメ
「ッハァ!おもしろい!」
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