☆お空の一人でおつかいできるかな☆

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まるで天よりの落雷 稲光とともに落ちてきたそれは暗い洞窟に突き刺さり 眩い光で私たちを包み込むのです 直視するのにもかなわない光の中心から その声は聞こえました パルスィ 「何者!」 ヤマメ 「誰!」 キスメ 「誰だぁぁぁあ!小生の邪魔をするつもりかぁぁぁぁぁあ!」 3人の声にも全く動じることなく 逆光の中のシルエットは堂々と構えていました このとき私は 救世主の登場による安堵感 そしてよくわからないときめきに包まれていました… 「私の名は"死体仮面ファイヤーキャット"…」 今 この目に溜まるのは…喜びの涙なのです! 逆光が消え 真っ黒だった影は徐々にクリアになっていき… 『その子から手を離すんだ!』<ズババーン!> そこには覆面を被った猫みたいな人が立っていたのです! すごく…かっこいいです…! パルスィ 「死体仮面?生意気な!」 ヤマメ 「やっちまうか!」 キスメ 「ッハァ!おもしろい!」
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