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「じゃあな……」
ルビーっと名乗る少年は、そう言うとまた歩き出した。
「……!!あっちょっと…」
あまりにもひき止め続けるアキに少し怒り気味に振り返る。
「いい加減にしろ、コッチは――」
―――カチャ…
「……何のつもりだ‥」
「一応、身がらを校則させてもらいます‥」
そう言うアキの手とルビーの手には、手錠が填められていた。
「………はぁ」
何かを諦めたようにルビーは大きくため息をついた。
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