第零章

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これは、ベルガーネオ家の地下深く、書物庫の奥の奥に眠る、1つの物語。 それは、1人の少女から始まった。 少女はいつしか2人となった。 少女はやがて3人になった。 物語は初代ベルガーネオ、ギンガの話。 かつて最強の名を思うがままにし、その名を世界中に轟かせた少女の話。 二千年以上もの間、ただ眠り続けた物語が、本人の手によって開かれた。 サクライと名乗りしギンガ・ベルガーネオの過去が、今明かされる。
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