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黄「や…めて、く…だ、さ…ぃ…っ」
『ごめんなさいはー?』
黄「ごめ、…なさ…っ」
亮ちゃんは何もしとらんやん。
亮ちゃんの目からぽろっと一粒涙が零れた。俺の体は無意識に亮ちゃんを殴っとった男子生徒の胸倉を掴んでた。
緑「高校生までにもなって虐めなんかするん?悪ないのに謝らせるん?腐った脳みそやな。小学校から、やり直してきぃや。ほんまアホらしい。……亮ちゃん、行くで。」
亮ちゃんの腕をとり、向かった先は保健室。ひなちゃん先生ならちゃんと手当てしてくれるし。
久しぶりに亮ちゃんに触れた左手がめっちゃ熱い。
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