2104人が本棚に入れています
本棚に追加
/239ページ
消毒液を探す大倉の背中を見つめた。
くせっ毛で茶色のきれいな髪の毛、大きい背中。
緑「めっちゃ血出てるやん。痛そー…。染みると思うけど我慢してな?」
黄「っ、ぅ…」
消毒液のついた綿をピンセットで挟んで口の端につけられた。
すぐに絆創膏を貼ってくれた。
黄「ありがとう…。…、ただくん…。」
緑「え?、覚えてるん…?」
覚えてるよ。忘れられへんもん。
ずっとずっとただくんが好きやったから…。
.
最初のコメントを投稿しよう!