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「お昼には起きてね
ご飯もってくるからさ」
隼人「はいはい」
そう言い隼人君の病室を後にした
はあ…
丁度ため息をついた時
綾「のーん
隼人君どうだった?」
と、話しかけられた
ここの病院で
初めて話しかけてくれて
今では気楽に話せる友達の
小枝 綾(コエダアヤ)
同じ年で同じ時期にここの
病院にきたそうだ
普段は
【あーや】って呼んでいる
「それがっさあい…
やっぱり口悪さ変わんないし
でも何か今日は悲しそうだった…
彼女に最近振られたんだって」
綾「あっ!!あたし一回だけ
隼人君の病室にきた女の子みたよ
多分あの子が彼女かな?
凄い綺麗で可愛い子やったし」
「まぢ~!?
何かがら悪い男の子なら
たくさんくるけど
未だに女の子が来たのは
見たことないなあ…」
綾「でもその時さあ
えらい怒鳴っとったし
女の子涙流して出て行ってさ
まあ彼女かどうか
分からないんだけどね」
「そっかあ…」
すると時計を見ながら
綾「あー…忘れてたあ…
今加藤さんの所行ってる途中やん
ほらあ!リハビリ!!
だからまた時間ある時に話そう」
「了解でえーす」
あーやとばいばいして
隼人君の薬と注射をとりに行った
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