二十歳の自分

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「お昼には起きてね ご飯もってくるからさ」 隼人「はいはい」 そう言い隼人君の病室を後にした はあ… 丁度ため息をついた時 綾「のーん 隼人君どうだった?」 と、話しかけられた ここの病院で 初めて話しかけてくれて 今では気楽に話せる友達の 小枝 綾(コエダアヤ) 同じ年で同じ時期にここの 病院にきたそうだ 普段は 【あーや】って呼んでいる 「それがっさあい… やっぱり口悪さ変わんないし でも何か今日は悲しそうだった… 彼女に最近振られたんだって」 綾「あっ!!あたし一回だけ 隼人君の病室にきた女の子みたよ 多分あの子が彼女かな? 凄い綺麗で可愛い子やったし」 「まぢ~!? 何かがら悪い男の子なら たくさんくるけど 未だに女の子が来たのは 見たことないなあ…」 綾「でもその時さあ えらい怒鳴っとったし 女の子涙流して出て行ってさ まあ彼女かどうか 分からないんだけどね」 「そっかあ…」 すると時計を見ながら 綾「あー…忘れてたあ… 今加藤さんの所行ってる途中やん ほらあ!リハビリ!! だからまた時間ある時に話そう」 「了解でえーす」 あーやとばいばいして 隼人君の薬と注射をとりに行った
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