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今回の討伐は恐竜の中で小さめのダガスという恐竜三頭の討伐だった。
私達三人は馬を使い約半日かけてダガスのいる。柳森の近くにある街に着いた。
森の中は魔物がでるため馬で移動すると、標的が大きく危険なので、森の近くにある街に馬を預け徒歩で行くことに
「え!サラさんってクィーンなんですか!?すごい!」
「ふふ まぁそんなでもないですわよ」
言葉とは逆に偉そうに胸を張るサラ
「じゃあ 皆私より強いんですね…
私、足手まといなったらどうしよう」
普段から決して明るく見えない優菜が元気がなくなることによって、夜の真っ暗闇の中に溶け込んでしまいそうになる
「大丈夫だよ、レベル的にはジャックが三人いれば勝てるんだから、優菜ちゃんもダガス戦った事あるでしょ?」
「はい 何度か」
「それなら、全然平気だよ
自信持って!」
「そうですわ
今回監督役の紗季さんは見てるだけ! 見てるだけ!!
かも知れませんが、私がいればダガスの二、三びきちょちょいのちょいですわ」
「なんか強調された言葉があったけどまあ今回は許すわ」
拳を作りながら、怒りを耐え抜く
「ありがとうございます
紗季さん、サラさん」
二人の言葉に笑顔になる優菜、そんな優菜の笑顔は同性から見てもとても可愛いものだった
「優菜ちゃん‥」
「あなた‥」
優菜の笑顔に見とれていると草むらから何かが動く音がした。
話しに夢中になっていて、森の中に入ったことに気づいていなかった
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