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この言葉を言うと千佳は言うことを聞く、ちょっとズルいかもしれないが…
でも嫌われた方が千佳のためにもいいかもしれない
「いつもいつも卑怯です、冗談でも嫌いって言わないでください…でもそんな鬼畜な遼太君も……、それより千佳の体どうですか」
「うん、少し胸が大きくなっ……しまったぁ!先に下に降りてるぞ!」
何となく見てしまっていた、俺はあわてて部屋を出る
顔を洗い、リビングに行くとトーストの良い香りとそれにマーガリンを塗る後ろ姿が目に入る
「おはよう、母さん」
「吾が輩は母さんである、名前はまだない…いやもう決めないと思う」
「何言ってんの母さん…」
「大人の事情よ」
「…………」
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