第二章

2/2
前へ
/13ページ
次へ
複雑な心境にあるとは言え、大好きな人の傍に居られるというのはすごく幸せなこと。 今日の朝もいつもと何ら変わらず、てっちゃんを送り出して、あたしも学校へと向かった。 学校では教師と生徒。それはお互いすごく遠い存在。 でもその分厚い壁を越えれば彼氏と彼女。同じ時間を共に過ごすことができる。 あたしは今日もそれを楽しみに憂鬱になりがちな学校へと、軽い足取りで向かった。 いつもと何ら変わらない1日を想定して。 .
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

56人が本棚に入れています
本棚に追加