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ピピピピピピ
ピピピピピピ
カチ。
「うーん。よく寝た!!」
あたしは大きく伸びをしながらベッドの下を見た。
「フフ。まだ寝てる。」
床に敷かれた布団、頭まで掛けられた毛布にすっぽりくるまって、あたしの愛しい彼はまだ小さく寝息をたてている。
「てっちゃん。」
そう名前を呼びながら、あたしはベッドから降りて彼の体を揺する。
するとてっちゃんは重そうに体を起こしながら、
「…愛理子。おはよう。」
って極上の笑顔であいさつしてくれる。
「いつもの…///」
頬を赤らめながらあたしがそう言えば、てっちゃんはチュッとキスをしてくれた。
なんて幸せな朝なんだろう。
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