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「てっちゃん、大好き。」
「急にどうしたの?」
少し驚きながらもてっちゃんは優しくあたしを抱き締めてくれる。
このあったかさが好き。
あたしを包み込んでくれるてっちゃんの全部が好き。
「何でもないよ。ただ言いたくなったの。大好きって」
「そか。俺もだよ。愛理子を愛してる。」
まるで王子様のような台詞をさらっと言ったあと、おはようのキスとは違う、甘い甘いキスが降ってきた。
あたし、本当に幸せ…。
てっちゃんと離れたくない
。
ずっとずっと傍にいたい。
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