始まりの夏

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あのあと石原君は直ぐさま起き上がって、再び逃げ出した。 (・・・・あれだったら1日で85キロまでは落ちるんじゃないか? ああ恐ろしや、恐ろしや。) そうこうしていると、腕時計が7時を示していた。 「監督、もう7時なんで帰ります。」 「もう7時か。自己管理はしっかりしろよ。」 「はい。さようなら。」 そして家に帰った。 やっぱり運動のあとのご飯はおいしかった。 そのあと米田君が 「宿題教えてほしいでやんす。」 と来たので優しく教えてあげた。 ちなみに俺の成績は平均よりは高い。 米田君は・・・言わない方がいいな。
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