第一章

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『じゃ、じゃあ私を…私を真選組の一員にしてくれると言うことですか!?』 勢いよくキラキラした目をしてニコニコしている山南を見上げる皐 「てゆーか貴方、此処に通わなくては居場所がないでしょ?」 『は、はい…』 「僕は吉野君が甲斐徳に通って、真選組に入るの賛成だな―♪」 「まぁこんな頭の弱い子を1人外に出すなんて出来ませんし…あ、もちろん土方さんも賛成ですよね?」 「ふん、学院に迷惑さえ掛けなきゃどうでもいい………おっとこんな時間だ、悪ぃが俺はこれから先公に頼まれた用事かあんだ。近藤さんまた放課後顔をだす」 そう言って土方はぶっきらぼうに部屋から出ていってしまった 「で?どうするんですか近藤さん」 「早く決めてあげなきゃ彼が可哀相ですよ??」 うーんと下を向く近藤に残された冬司と山南は聞く 「………入れてあげたいのは山々何だけどね……吉野君、君……………女の子でしょ?」 「「……………………は?」」 何時もは土方をいびる時にしか会わない二人のいきが見事にあった瞬間であった 『はい!!よく分かりましたね!!私を見て一発で女子だと言ったのは過去の沖田隊長だけでしたよ!!』 そんな2人をよそにふにゃあ~と呑気そうに笑う皐であった
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