記憶

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この場に居たくない。 空気が悪すぎる…。 手には冷や汗が出てる。 「あたしちょっと外行こうかな…?」 「なら出よっか?」 「じゃあ俺送ってく。」 …え。 宏貴くん…今なんて言った? 送ってく? 二人で帰ったら危険かもしれない…。 ここは蒼空と帰えることにしよう…。 「大丈夫だよ!あたしは蒼空と帰るから!」 宏貴くんの顔を見ながら言った。 でも目線は合わせない。 けど…何かを言い出そうな顔をしてる。 宏貴くんに裏の顔がありそ…
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