記憶

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藍南に会った瞬間 びびってきた。 体を駆け巡る電気みたいで 藍南を見てると自然に笑顔になる… めったに笑い無表情の俺が。 藍南を見てると守りたくなる。誰にもあの笑顔を見せたくないと思った。 胸がなぜかドキドキするし、苦しくなる。 俺は恋なんてしたことがない。 それを洵に相談してみた。 洵はそれは【恋じゃね?!】って言ってきた。 これが恋? そっか。 藍南が欲しいな… だからね。 俺は藍南が喜ぶように いっぱい愛情表現をしてみた。 藍南をたくさん撮った写真やたくさんの目玉、血、見て見守ってあげたり、たくさんの愛のメール、電話、愛がある手紙を。
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