始動

12/16
前へ
/137ページ
次へ
死ぬ・・・。 Kが言ったその1言は、その場にいたクラス全員を1瞬にして恐怖の底に叩き落とした。 「まぁゲームの中で死ぬだけで、現実では死にませんよ。」 その言葉を聴いた瞬間、皆の表情は少し力が抜けた、安心したような顔になった。 しかし、次のKの言葉で再び恐怖の底に叩き落とされる事になる。 「ちなみに、ゲームの世界の中で死んだ場合、このゲームから特殊な電磁波が放出され―――心―――感情を失い、政府の監視の中で1から勉強して、国の為に死ぬまで働いてもらいます。」
/137ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加