ゲームの世界

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「う・・・ここは??」 直雪が目覚めたのは何にも無い白い空間。壁も床もなく、浮いているような感覚だった。 「はぁ・・・夢じゃ無かったか。」 直雪は独り言を呟いた。何にも無い空間に、直雪は1人でいた。 「こんにちは。広咲 直雪様。これから日本史ゲームの説明を行います。」 突然、女の人の声が聞こえた。 直雪は驚き、辺りを見回したが、誰もいなかった。 (誰もいないのに声が聞こえる・・・まぁゲームの世界じゃ何が起きてもおかしくねぇか。) 直雪は、改めて自分はゲームの世界にいるということを実感した。
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