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「あともう1つ、この世界にはLvがあります。敵を倒したりするとLvが上がり、Lvが高いほど能力も強くなっていきます。」
Iがそう言い終えた瞬間、何もない空間からケータイのような物が落ちてきた。
それは、普通の折りたたみ式ケータイと変わらないのだが、ボタンの下の方にドクロマークのベタなボタンがあった。
「それは、普通のケータイの機能は大抵使える物で、下にあるドクロマークのボタン、通称ドクボタは押すと自分のHPが0になります。ドクボタを押して死んだ場合、現実世界でも死ぬ事ができます。」
直雪は、Iの言葉を冷静に整理していた。
(ケータイが持てんのか・・・それは嬉しいな。ボタンは・・・押す機会があるかもしれない・・・つーかドクボタって・・・名前ダサいな。)
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