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「………………………………」
俺は、黙って自分の腕にはめられている腕輪を見た。
いやよく見たら腕輪て言うより手錠そう言った方が正しいかもしれへん
いったい何が……
そんな事を一人で考えて考えていると
「…友を信じろ、か……」
小さく呟くと
「あいつらを信じるしかないやろ……」
「えっ?」
「あいつらなら絶対やり遂げてくれる……絶対にな」
その時の井本さんの顔は、とても真剣だった。
「…そうですね」
俺は、その言葉に小さく頷いた。
するとまた俺達の前に一枚の紙がいつの間にか置かれていた。
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