The bonds of frendship

first trap―過去の二人―

すると後ろから

『何がさすがなんです？』

「「……！？……」」

俺達は、びっくりして後ろを振り返ると

そこにはあの二人の姿が……

「なんでここにいるんですかね？」

石田が俺だけに聞こえるような声で聞いてきた。

「そんなん分かる訳ないやろ？」

と俺も同じぐらいに小さく答えていると

『あのーそこ退いた方がええと思いますよ？』

「「えっ？」」

『だから……』

小さくため息をつきながらたこ焼き屋の扉に指を指して

『そこにいたら他の人入れませんけど…入るならまだしも』

「あー…」

「一応入りません？」

「そうやな…」

俺達は、顔を見合わせて苦笑いを浮かべて

たこ焼き屋の中に入った。