タンポポ

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寒さに凍える夜に一人眠れずに星を見つめてみた 温もりを求めてあの星まで飛んでいきたいような気分で訳もなく叫んでみた 今の自分に満足できずに何をすればいいのかもわからなず訳もなく叫んでみた あてもなく夜道を散歩してると小さなタンポポをみつけた 小さくても道端に堂々と胸をはって立っている 流行に流される訳でもなく戸惑うこともなく小さいながらも大地にしっかり根をはって生きている 短い人生の中 誰に恥じる事なく立派に花開いてる 他人を羨む事もなく 他人に流される事もなく 自分の信じた道を行けばきっと何かがみつかるはずさ だって僕は僕を失うために生きてきたんじゃない! 小さくても いつまでも輝いていたい あのタンポポのように…
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