時計兎と少女

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「ねぇ、ちょっと!! 授業終わったよ!!」 その声で目が覚める 「梨亜、また授業中寝てたんだ」 いつの間にか前にいた友人が言った 「寝ちゃだめだよ!! もう受験だし… 成績落ちたらどうするの!? 今だってギリギリなんでしょ!?」 熱演する友人 正直、めんどい。 「うん、まぁなんとかなるって~」 いつものようにかえす この繰り返し こんな毎日 学校いって、授業して。 めんどうな人間関係 疲れた。 何か、何か起きないかな? 例えば、いつか本で読んだあの少女のように…
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