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ユビックは意識を戻すと見慣れた森に戻っていた。
どうやらロージーに運ばれて大木の根に寝かされていたらしい。
起き上がり少し伸びていると、食材探しに行っていたらしきロージーはたくさんの食材を取ってきていた
「起きたみたいじゃの。今日はもう夕飯にしよう」
その提案に乗ると二人は夕飯にとりかかった。
陽も暮れ、夕食も終わり一段楽したところでロージーはユビックに尋ねた。
「して、魔力のほうはどうじゃったのじゃ?見たところそんなに変わってはおらんように見えるが・・・」
「あぁ、それなら大丈夫だよ。ちゃんと魔力は宿った。宿った時に使い方など全て頭に入ったんだ。今は極力抑えてある」
「どのような力だったんじゃ?」
「それは
白と黒
時と空間
そう、因果律の力だ」
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