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ユビックは龍を倒した後角を折り、転移を使い拠点―ギルド『万民の微笑み』へと戻ってきた。
カウンターに座っている受付の人に報告を済ませると、そこには青のローブを着た青年が立っていた。
「お疲れさん。ま、お前だったら楽勝だろ?」
「まぁね。良次が行ってもよかったんだけど、逃げたからね?」
青年―良次はあせったように顔を背け口笛を吹いている。
音はなっていない。
「まぁ、いいけど。」
「そ、そんな事より親父が呼んでたぜ?」
「親父が?そうか、なら行こうか」
そういってギルドを上の階へと足を向けた。
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