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「さて、俺たちも準備をすっか」
良次はさっさと一つ下のの自室に帰ってしまう。
ユビックも良次の部屋の隣にある自室に帰り、持ち前の黒のスーツに着替える。
ちなみにユビックは、何かの礼儀正しいイベントには黒のスーツを着てさらに白と黒のローブを着た。
着替えたユビックは、良次を誘う。
良次も青のローブを着ている。
このローブは正体を隠すためのものでもあり、自分の証明にもなっている。
ロージー部屋に来ると、ロージーも茶色のローブを着て待っていたらしく、部屋の前にいた。
「準備は出来たかの?」
すると三人はそれぞれ魔法を使いその場から消えた
「「「転移」」」
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「しょ、招待券を」
門番がロージーたちに言う
「『大地の盾』、『風雷の剣豪』、『純色の支配者』三名じゃ」
城の前にいきなり現れた三人に驚く門番であったが、その三人の名を聞いてさらに驚いた。
「しっ、しかと拝見いたしました!今日はお楽しみください!」
敬礼し、少し興奮気味の門番と門をぬけ、ユビックたちは会場にやってきた。
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