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その後、軽い世間話などを話していた。
その夜、城からは笑い声が絶えなかったらしい。
帰り際、エヴァが見送りに来てくれていた。
「今日はありがとうございます。とても楽しい誕生日になりました」
その顔はとても嬉しそうな笑顔だった。
ユビックは少し照れくさかったが、それ以上に嬉しかった。
「気にしないでよ、友達なんだからさ?」
するとエヴァは微笑み
「また来てくださいね。お父様も喜びますし・・・なによりわたしが嬉しいので・・・」
後半が聞こえなくて分からなかったが、ユビックは了承し手を振って帰っていった。
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