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次の日
ユビックと良次はロージーに呼ばれ、ギルド長室にやってきていた。
「さて、昨日言っておったが、お主達にやってもらいたいことがあるんじゃ」
そういえばそんなこともあったな。
すっかり忘れていたユビック
「やってもらいたいことってなんだよ、親父?」
忘れていたのでワンテンポ遅れたので良次が先に聞いた。
「うむ、お主達には“学園”に行ってほしい」
「「・・・はぁ?」」
二人からはなんとも呆けた声が出た。
ギルド最強とまで上る二人は学園で学ぶことはなにも無い。
良次は若干焦っているが、理由を聞いた。
「それは・・・お主らとギルドをはじめてこのギルドも大きくなり落ち着いた。ここでお主らに3年の休暇を与えたいと思う。ギルドにいてばかりで同年代の友達が少ないじゃろ?いるといったらエヴァぐらいじゃ。だからおぬしらに普通の学生として過ごして欲しいという、親からの頼みじゃよ」
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