俺とヨル

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『……。』 その会話を黙って見ていた。 めんどうは事は嫌い。 あわよくば上手く逃げれないかなとか考えてた 「なんとか言えよ?」 金髪が俺の胸ぐらを掴んで睨んできた やっぱりめんどくさ。 『すいません…あの、行きたいとこあるんで失礼します。』 本当は行くところなんてものはない でも面倒に巻き込まれるのは御免だ 言い返してこない金髪の手をはらって歩き出した。 こんな人達でも毎日が楽しいとか幸せとか思いながら過ごしているんだと思うと少し羨ましく感じた。 _
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