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「ふざけてんのか!?てめぇ!!」
そんな俺の態度に頭がきたのか
お気に召さなかったのか
赤髪と金髪が後ろから殴りかかってきた。
でもその拳は俺に当たることはなく空振りした
「は!?」
はぁ…
『……面倒なことは避けたいんで、しかもそんなんじゃ俺には当たらないと思うよ。チンピラさん』
こんな奴らが羨ましい
自然にクスッと微笑みをもらし固まってるそいつらに言った。
「なめやがって!!てめぇちょっとこっちにこい」
そう言いながら路地裏の方に歩いていく金髪を眺めていた。
いや、行く気ないし
チンピラの意図は知らないが
確かにここはあんまり喧嘩にはよろしくない場所だと思う。
みんな見てるし…
でも俺は喧嘩するつもりはないし着いていく気もサラサラない。
と思い去ろうとしたところを二人に引きずられて
裏路地に連れていかれた
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