第1幕・幻想入り(2)

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魔理沙 「何か持ってないのか?」 グルタミ 「何かって?」 魔理沙 「あっちの世界のアイテムだよ つまり、幻想郷の外のアイテム」 グルタミ 「…ないと思うよ?」 魔理沙 「そうか…残念だぜ。」 グルタミ 「ごめん…。」 (なんで謝ってるんだろう) 魔理沙 「まあ、いいとして…、 それはなんなんだ?」 グルタミ 「え?ああコレは… ケータイだよ?」 魔理沙 「ケータイ?」 グルタミ 「そう。離れた人と 連絡ができるんだ。」 魔理沙 「すごいな…。 にとりに見せたら喜びそうだ」 グルタミ 「ははは…。 って、あれ?」 魔理沙 「どうしたんだ?」 グルタミ 「アンテナが1本たってる…。 電波塔とか無いはずなのに…」 その時、 ドアをノックする音が…。 トントン! 魔理沙 「誰か来たみたいだぜ? は~い!今いくぜ~」 グルタミ 「あ、アンテナが2本に!」 魔理沙 「グルタミ!噂をすればなんとやらだぜ」 グルタミ 「?」 魔理沙の方をむくと、 そこには、水色の髪の少女が 立っていた。 「へ~。それがあなたのケータイ?」 目を輝かせている。 グルタミ 「うん…。にとりだよね?」 にとり 「そうだよ」 ツインテールの髪型の少女は そう返事をした。
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