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「相変わらず、どこの世界で出会っても不思議な格好をしていますのね」
愛流が振り返ると、そこにも少女が一人立っていた。
少し癖はあるが柔らかそうなブロンド、ロングの髪が美しい。
上質そうな白いチュニックからホッソリと長い手足が伸びている。
お嬢様なのか、気品を感じる佇まいだ。
少々大人びた顔付きに見えるが……たぶん、年は同じくらいだろう。
彼女の名前は上之宮玲菜(うえのみやれいな)。
同じく世界の記憶の断片を巡り、ジェネシスの欠片を集めるチェイサーだ。
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