神羅

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「タークスもずいぶんと人数が増えたものだな。」 ツォンはホワイトボードの前から会議室内を見回し呟いた。 「タークス、全員揃いました。」 会議室の扉を閉じながら無表情で報告するその男―― 腰まで伸びる漆黒の髪を高い位置で一つに結い上げ、銀のフレームの眼鏡をかけたその男、 タークス副指揮官、ツェイ 報告が終わると、ツェイはデスクに置いてあった資料を抱え、ツォンの隣に立った。 「それでは、今からソルジャーの任務状況、及び神羅の現状について会議を始める。」 ツォンはそう言うと、ペンを手に取った。
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