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「イリーナ、シスネ、シャイニング、
お前たちはエントランスへ」
『はっ!』
ツォンの指示を受けると、3人は部屋をを後にし、エントランスへと向かった。
*
「なんなんですか!!最近こんなのばっかり!!」
「まぁーまぁーそうカリカリすんなっ、て」
苦笑いしながら銀髪の青年はイリーナの肩を軽く叩いた。
澄んだオレンジの瞳に、肩に少しつくくらいまで伸びた銀色の髪、
「もぉっ!
シャイニングはいつも能天気なんだからっ!!」
「いーだろ別に~
それにツォンさんが言ったみたいに平和な証拠…だろ?」
「それはっ……そうっ……だけど…」
「2人共何ぼさっと立ってるの!?早く行くわよ!!」
『はぁ~ぃ』
シスネに呼ばれると、2人はエントランスへ再び歩き出した。
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