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お昼時。教室で隼人と昼飯を食ってた時、
「いや……おかしくないかな……?」
急に隼人がそう投げ掛けてきた。
いつも通りだろ? 何かおかしいか?
「いやいや、おかしいか? じゃないよ! 何でここで僕と一緒に昼飯食べてるんだよ!」
「いや、何がおかしいんだよ。いつも通りじゃねぇか。」
いつも通り、普通が一番、それが俺の生き様だ。
「だから、普通だからダメなんだよ。何でようやく高坂ちゃんと彼氏彼女の関係なったのに、ここで僕なんかと飯食ってるんだよ。普通ならイベント発生だろ? 何でそうやってイベント潰すかなぁ……」
言いたいことだけ言って、また飯を食い始めた隼人。あれ? これって、俺が怒られてる。
「いや、怒ってるんじゃなくてね……はぁ、わかんないかなぁ……」
わかんねぇよ。とだけ言って、俺はまた飯を食い始めた。
「高崎~、隣のクラスの高坂が呼んでるぞ~」
いつかのクラスメイトAが、馴れ馴れしく呼んできた。
紫が呼んでる? 一体何だろ?
「悪いけど、僕は今回関係ないからね。」
問いただす前に隼人が答えた。じゃあなんだ?
疑問を持ちながら、高坂の待つ廊下へと歩いて行った。
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