Chapter6

12/14
前へ
/65ページ
次へ
「ただいま……って、あれ?」  玄関前。いつもなら開いているはずの鍵が閉まっている。まだ咲那は帰ってないのか?  仕方なくポケットから家の鍵を出して鍵を開ける。  やはり、咲那はまだ帰ってないらしい。 「用事がそんなに長引いてるのか?」  まぁ、あいつもガキじゃないし、放っておいても大丈夫だろう。  暇だしテレビでも見るかと思いテレビをつけると、ここらの地区に大雨警報が出ていた。  何だか嫌な予感がした。
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

398人が本棚に入れています
本棚に追加