Chapter1

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 とりあえず朝飯だ。俺は朝飯があるリビングへ向かうことにする。リビングに行くとご飯に味噌汁、あと色々と日本人にありがちな飯が置いてあった。  俺は、オーディオプレイヤーのリモコンを手にとり、椅子に座る。そしてプレイヤーをオンにする。流れてくるのはクラシックだ。朝落ち着いて飯を食いたいからと親父が買ってきたやつだ。その親父の影響か、俺も咲那もクラシックしか聴かないようになっていた。  時刻は十一時四十五分。家から学校までは徒歩で十五分くらいだからそろそろ出ておいた方がよさそうだ。  部屋に戻って制服に着替え、必要な物をカバンの中に入れて準備完了。携帯と鍵を制服のポケットに入れ、家を出た。咲那とは違うから頭を打ったりはしない。
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