災厄招来

5/5
14人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
部屋を出ると薫が赤い顔のままリビングのテーブルに座っていた 「ごめん、朝飯食べれそうにない。一応高校生何だ。あとこれで昨日話したものを買って来てくれ」 テーブルの上には湯気がたっている、薫が作ってくれたのだろうと思う 買い物に行って貰うため財布から諭吉を10枚だす 「こ、こんなに多くは受け取れません!」 薫は必死に突き返すが 「いいからいいから、あと、携帯の番号教えて?」 「は、はい」 言い立てて、無理矢理持たせたら、赤外線でケー番とアドレスを交換する 「じゃ、後で連絡するからっ!」 「い、行ってらっしゃいませっ!!」 「こんなに渡せれても……」 薫はそう言いながら、慌ただしい人だなと思った
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!