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部屋を出ると薫が赤い顔のままリビングのテーブルに座っていた
「ごめん、朝飯食べれそうにない。一応高校生何だ。あとこれで昨日話したものを買って来てくれ」
テーブルの上には湯気がたっている、薫が作ってくれたのだろうと思う
買い物に行って貰うため財布から諭吉を10枚だす
「こ、こんなに多くは受け取れません!」
薫は必死に突き返すが
「いいからいいから、あと、携帯の番号教えて?」
「は、はい」
言い立てて、無理矢理持たせたら、赤外線でケー番とアドレスを交換する
「じゃ、後で連絡するからっ!」
「い、行ってらっしゃいませっ!!」
「こんなに渡せれても……」
薫はそう言いながら、慌ただしい人だなと思った
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