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「先ずは……魔理沙の家かな…。」
魔理沙邸は博霊神社から決して近くは無いが、遠くもない場所にあった。
「此処か~…」
兎に角でかいwww
俺の家位はあるんじゃないか??
この家に魔理沙一人なんだよな…。
「すみませ~…
「誰だ???」
一度目のノックで扉を開けやがった。
すごく……痛いです……
「おぉ…お前が真治か!!
紫から話は聞いてるぜ~。」
額を押さえていると、魔理沙が俺の肩を叩いて満面の笑みで言った。
「却下だ。」
とても勝手だと思うけど、魔理沙の頭を引っ叩きたくなった。
かなり頑張って歩いて、結論が5秒って…。
それから俺の思いつく限りの場所に同じ事を頼み込みに行ったが、全てダメだった。
妖怪の山の神社、地霊殿、永遠亭、アリスの家、魔界、白玉楼、無縁塚、星蓮船の寺??…etc..
そして、最後の頼みの綱…紅魔館。
「此処が紅魔館…大きいな…。」
俺にとっては見るもの全てが新鮮。
丸二日動きっ放しだけど、これだけが唯一の楽しみだ。
「今度こそ受け入れてくれるかな…。」
不安と期待。
今では不安と絶望の方が大きかった。
それを振り切り、紅魔館へと歩みを進めた。
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