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「どうぞ。」
運ばれてきたのはおいしそうな白玉と餡蜜。
「おいしそうですねっ!いただきます…」
沖田さんがそう言ったあと、三人とも甘味を口に運んだ。
「おいしいっ!」
「沖田さんの言った通り、ここの白玉おいしいですねっ!」
沖田さんと二人で笑って食べてるとぼそりと呟くように斎藤さんが言った。
「…うまい。」
「でしょ~?」
「こんなに甘味がうまいとは…知らなかった。」
一口一口味わうように食べる斎藤さんに対し、沖田さんは味わうより飲み込んでいる感じ…。
「…ちゃんと噛んだほうがいいですよ?」
「噛んでますよ~あっ斎藤さん白玉あげるんで、餡蜜少しください♪」
「…あぁ。」
その後、沖田さんと斎藤さんはよほどここの甘味が好きになったのか、おかわりもし食べつづけた。
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