ソイリとヒロシリン

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「朝から意味不明すぎて授業なんて頭に入らなかったよ……。午後の授業さぼっちゃおうかなぁ。」 昼休み。政志と金太郎は屋上に来ていた。 この季節になってくると、外で昼食をとる生徒も居らず、屋上にいるのは2人だけだった。 「で、詳しく教えてよ。」 そう言って政志は鞄を開いた。 ふわふわと金太郎が出てくる。 「はい、政志。ではまず、ソイリとヒロシリンが敵対する理由についてですが、これについては私たちも詳しく知ることを許されていません。なので、私の知るかぎりで説明します。」 「わかった。」
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