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最後まで話を聞いて欲しかった。
敵ならばなおさら。
もう彼女は…
居ないのだ…
彼女にとって私は…
永遠に鋼鉄のモジモ…
訂正する事もできないなんて…
私は…
声を出して泣いた。
その傍に二人がにじり寄る。
心配そうな顔と声で
モジ子…
私は
本当に
泣いた。
結果デパートは倒壊寸前、それこそケーキを買い占められるなんてお店にとっては被害でも何でも無いし、むしろ喜ばしい事だ。
甚大な被害額と不名誉な呼び名を弾き出して私の初出動は幕を閉じた。
そしてこれらの経験を踏まえて
私は決めた。
タコさんウィンナーは二度と食べない。
と。
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