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「な、なな、何で分かっ・・・・じゃない。すっ、すきなんかじゃない、あっ、なんてことは・・・ないんだけど・・・っじゃなくて!」
顔を真っ赤にして、あっきらか慌てまくる戸田。・・・分かりやすい奴。と言うより、分かりやすすぎてもう可哀相だ。
「分かったよ。今度紹介してやるよ。」
「えっ、良いの?」
ぴたりと動きを止めて聞いてくる戸田。・・・・・・マジで、本気と書いてマジと読むくらいマジで分かりやすい奴。ここまで分かりやすい奴もそう居ないだろう。
「あぁ、今度な。それから、俺を永村"君"って呼ぶな。」
「えぇ。じゃあ永村ちゃん?」
「・・・巧に紹介しないでおこうか「スイマセン永村様!何と御呼びすればよろしいでしょうか!!」
・・・激しい奴。
「永村で良いよ。君付けられると子供扱いされてると言うか、馬鹿にされてる気がするから。」
「あっそ。じゃあ永村、その件宜しくね。」
胸を張って軽く顎を上げて上から目線で話してくる。
「急に態度でかくなったな。やっぱ巧のけn「宜しくお願い致します永村殿」
何て事を3回くらい繰り返しながら、ん?多い?知ったこっちゃ無いあっちがやってくるんだから。そんなこんなで、俺と戸田は買い物を済ませた。
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