第2章

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「な、なな、何で分かっ・・・・じゃない。すっ、すきなんかじゃない、あっ、なんてことは・・・ないんだけど・・・っじゃなくて!」 顔を真っ赤にして、あっきらか慌てまくる戸田。・・・分かりやすい奴。と言うより、分かりやすすぎてもう可哀相だ。 「分かったよ。今度紹介してやるよ。」 「えっ、良いの?」 ぴたりと動きを止めて聞いてくる戸田。・・・・・・マジで、本気と書いてマジと読むくらいマジで分かりやすい奴。ここまで分かりやすい奴もそう居ないだろう。 「あぁ、今度な。それから、俺を永村"君"って呼ぶな。」 「えぇ。じゃあ永村ちゃん?」 「・・・巧に紹介しないでおこうか「スイマセン永村様!何と御呼びすればよろしいでしょうか!!」 ・・・激しい奴。 「永村で良いよ。君付けられると子供扱いされてると言うか、馬鹿にされてる気がするから。」 「あっそ。じゃあ永村、その件宜しくね。」 胸を張って軽く顎を上げて上から目線で話してくる。 「急に態度でかくなったな。やっぱ巧のけn「宜しくお願い致します永村殿」 何て事を3回くらい繰り返しながら、ん?多い?知ったこっちゃ無いあっちがやってくるんだから。そんなこんなで、俺と戸田は買い物を済ませた。
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