第2章

13/21
前へ
/33ページ
次へ
「別にそんな事気にすること無いのに、じゃ、よろしくな戸田。」 細かい所を気にする戸田を不思議そうに見て、巧は戸田に手を差し出す。 「こ、こちらこそよろしくお願いします。」 何故か敬語の戸田はも手を出して、握手。 その後、戸田と巧が話ながら歩いていた所で、俺はあることに気がついた。 「ところで戸田。お前ん家もう過ぎてんじゃねぇの?」 と、俺は学校の帰宅途中で戸田と別れた公園まで来た所で聞く。 「えっ?わっ、ホントだ!来過ぎちゃった。」 そんなに巧とのお喋りが楽しかったのだろうか、別に良いけどね。 「じゃあさ、仁の家でも行かねぇか、戸田?」 「はぁ?」 「えぇ?」 ちなみに上が俺で下が戸田 同時に反応してしまう。 「良いよそんなの、巧君に悪いし。」 「そんな事気にしなくて良いって、人数多い方が楽しいしさ。」 「そう?じゃあどうしようかな、」 「良いじゃん行こうぜ。こいつの料理結構イケるからさ。」 巧が戸田を頑張って説得・・・って 「お前らちょっとまてぃ!何かってに人の家に他人誘ってんだよ!何かおかしくね?」
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加